ジャズピアノのリズム感を養うためにやるべき1つのこと

ども、ぼっちジャズマンのほいさです。

今日も1人さみしくジャズピアノの練習をしていました(笑)。

さて今回は「リズム感」について。

私のようなリズム感0の人間がまずやるべき練習をご紹介します。

ジャズピアノのリズム感を養うためにやるべき1つのこと

ジャズのリズムと言えば、スイングであったり3連符です。

当然この2つはめっちゃ重要ですし、避けては通れないもの。

でもね、私はもう1つ超重要なものを再認識しました。それはそれは2拍、4拍のリズム感

そう、ジャズ演奏で1番の土台となるものですね。

繰り返しますが、これが本当に1番の土台。

なんかね、私は自動伴奏アプリ使っていたので「自分は完全に出来ている」と勘違いしていたんですね。

ところが、まったく出来ていませんでした。

(-_-;)

自動伴奏アプリではリズム感は養えない

ジャズピアノをやり始めて4年くらい。

いや〜、何でこれをやって来なかったんだろうって思ったのが、メトロノームを使ったリズム練習ですね。

前回の記事でも書きましたが、今日練習していて思い知らされました。

やはり自動伴奏のアプリとかマイナスワンの音源とかって、使うと楽しいですしとっても便利ですよね。

でもそればっかりやっていると、リズム感とかジャズの「ノリ」が養えないと思います。

私はいつもアドリブで「なんかコード進行に弾かされている気がする」「ノレていないんだよな〜」と感じていました。

そう、メトロノームこそ最高のアイテムです。これをメインに使い倒しましょう。

やはり自動伴奏アプリって、ベース音もあるからコード進行がよく分かります。

なので1小節のタイム感があやふやでも、どこを演奏しているのかが分かってしまうんです。

理想としては、しっかりと1小節の長さをリズムで感じることだと、つくづく思いましたね。

今更で恥ずかしい・・・。

「ビリーズ・バウンス」における2拍4拍の練習法

私はほんとにリズム感が絶望的だったんです。

メトロノームの2拍4拍の練習で思い知らされました。

始めは「枯葉」で練習しましたが、慣れないとどうしても1拍3拍にアクセントが来てしまうという・・・

メトロノームの音が1拍3拍に聞こえてしまうんですね(笑)。

でも何とか1日かけてこれはクリア出来ました。

で、問題は「ビリーズ・バウンス」。Fブルースの名曲ですね。

これは入門曲としてやる人多いと思うんですけど、とにかくビバップの要素が詰め込まれたリズム的に難しい曲でもあります。

この曲にほんと苦しめられましたね。

リズム感ある人はサクッと出来るんでしょうけど。いやー、難しかった(笑)。

2拍4拍のリズム(指パッチン)で歌ってみる

どの曲でもアフタービートに慣れていないと、楽器で再現するのは結構難しく感じる人は多いかもしれません。

私ほどではないかもしれませんが(笑)。

なので最初は2拍4拍を指で鳴らして、歌ってみることをオススメします。これの方がかなり簡単なので。

あとはプロの演奏を沢山聴いて、2拍4拍を指で鳴らすのもいいですね。

とにかく、あの後から追ってくるようなリズムを感じるのが重要。それがジャズの重要なノリだから。

私は2拍4拍よりも、その裏拍の方がピアニストは大事だろ!?って勘違いしていました。

それも大事ですけど、やはり土台となる重要なリズムは何と言っても2拍4拍なんですね。

これに慣れるのが第1ステップ。とにかく歌いながら指を鳴らしましょう。

楽譜に2拍4拍の印を付けよう!

私が練習してみて1番効果があったのがこれ。

ほんとはこんな事しなくても感覚でクリアしたい所なんですが、凡人は潔さが大事です(笑)。

どの音が2拍目なのか、どの音が4拍目なのかを把握するために、楽譜に印を付けました。

まぁ、これがめっちゃ効果アリでしたね。

何年も弾いてきた「ビリーズ・バウンス」。いつも自動伴奏アプリで演奏出来ていたので、リズムはマスターしていると思ってました。

でもメトロノームを使ったら全く出来ないという現実。

しばらくずっと1拍3拍のリズムになってましたし、曲の前半で2拍4拍が出来ていてもいつの間にか1拍3拍になっていたり(涙)。

なので答えを楽譜に書き込みました。

7小節目の4拍から始まるフレーズとか、今まで理解していませんでしたね。ここでいつもリズムが崩れる。

今までは・・・

自動伴奏アプリのドラムやベースに助けてもらっていただけ

というのがよく分かりました。

あと、曲の出だしも本当に苦労しましたねー。

コツとしては、「ドシド、ファソラファレファ〜」の最初の「ド」をメトロノームの音のすぐ後弾くこと。裏拍ですね。

そのあと最初の「ファ」でまたメトロノームの音と合わせること。

リズム感ある人なら「え?そんな風に考えないと出来ないのっ!?」と思うでしょうね(笑)。

出来ないんですよ!

簡単な曲で2拍4拍脳にしてから始める

ジャズのリズム感を養うには、とにかく2拍4拍を強く感じることが大事

そして「ビリーズ・バウンス」でそれが出来れば、大抵の曲は攻略出来ると思います。

まだ「コンファメーション」とか「ドナリー」などの難曲はありますが・・・。

でもビバップ以外の曲は簡単になるでしょうね。

で、やはり「ビリーズ・バウンス」ってリズム弱い人にはかなり難しいと思うんです。

なので最初は「枯葉」とか「ソフトリィ」などで、自分の頭をしっかりと2拍4拍のリズムにするのがオススメ。

慣れてきたあとに「ビリーズ・バウンス」をやるとすんなり出来る可能性もあると思います。

ジャズピアノのリズム感を養うためにやるべき1つのこと

2拍4拍というか、私的には「アフタービート」という言い方が一番しっくり来るんですよね。

あの後からついて来るビート感ですよね。

2拍4拍が休符の時に、それを上手く感じることが出来ればノリや1小節のタイム感も養えます。

私もやっとリズム感やノリのコツが分かってきました。

これは自動伴奏アプリでは養えません。元々リズム感ある人は別として。

メトロノームは苦手意識があって避けてましたが、これやらないといつになっても上達はしないでしょうね。