ども、今日もぼっちにジャズピアノの練習している、ほいさです。
今私の課題は、どうやったら自分のアドリブが「盆踊り」っぽくならないか(笑)。
自分の演奏を録音して聴いてみると、とにかくダサい。
なので、これの対処法をまとめていきます!
*本当の原因が分かりましたので、こちらの記事でまとめています。
↓
ジャズアドリブがダサい、カッコ良くならない原因と対処法
まぁとにかく「自分の演奏を録音して聴いてみる」というのは重要。
ダサい所に気が付くというのが初めのステップになります。
録音して聴いてみないと、自分の演奏のカッコ悪さに一生気が付かない可能性もありますよね。
なんと恐ろしい・・・。
でもダサい所をどんどん潰していけば、カッコ良くなるはずです。
なので私が試して効果のあった改善方法を解説します。
アドリブが盆踊りになる要因と対処法
まず私が気が付いたのは、タッタ、タッタ、と跳ねすぎているという事でした。
自分ではタータ、タータ、と弾いているつもりでしたが、録音を聴いてみると、所々タッタ、タッタ、になっていて、まーとにかくダサい。
どこからともなく、あの盆踊りのリズムが聴こえてくるようです(笑)。
穴があったら一生入っていたいレベルで赤面しましたね。
で、これの対処法はもちろん、タータ、タータとなるようにレガート(音を繋げるように)で弾くこと。
とにかくスタッカ―トは使わないこと。
これだけでもアドリブが変わってきますが、でもまだ盆踊り感が抜けなかった私。
そこで考えました。以下がその答えです。
盆踊りと180度違うリズムはアフタービート!
日本人には盆踊りのDNAが染みついています。
で、盆踊りのリズムと言えば1、3拍に強いアクセントが来ます。
そしてジャズは2、4拍にアクセントが来るわけですね。真逆です。
これめっちゃ基本過ぎることだったので、私は疎かにしていました。
メトロノームを2、4拍で鳴らして練習するのは、誰もが勧めています。でも「それはあんまり効果がないよ!」と言っている人もいます。
なので私も殆どその練習はしなかったんですね。
でも考えてみれば「あんまり効果ないよ!」と言ってる人は、ジャズのリズムに慣れている人の言葉だと思ったんです。
両親が演歌好きで、1、3拍のリズムが染みついている私。
なので、いつの間にかあのリズムが聴こえてきて私の頭を支配するのでしょう。
「あ、ソーレ、ソーレ!!」と言わんばかりに。
したがって、自分には2、4拍のリズム練習が不可欠なのではと考えを改めました。
で、実際メトロノームを2、4拍で意識して弾いてみると大苦戦。
「あ、自分には不可欠な練習かも」
と今更思わされました。いやぁ、お恥ずかしい・・・。
メロディ後追いの左手バッキングはダサい。
あとはですね、左手ですね。
左手のバッキングを鳴らすタイミング。ジャズはアンティシペーションといって、半拍先行して左手を弾くのが殆ど。
私も大苦戦してこれが出来るようになったんです。
でもアドリブに一生懸命になっていると、左手がメロディの後追いで遅れて弾いていることに気が付きました。
これも録音して聴いていなかったら気が付きませんでしたね。
タ~ララ~、「ジャ、ジャーン(左手)」
タ~リラ~、「ジャ、ジャーン(左手)」
これは相当ダサいです(笑)。
盆踊りの「あ、ソーレ、ソーレ!」というコール&レスポンスに似ています。
間違いではないんですけど、それが続いてしまうとダサいんですね。
もちろんフレーズによっては後追いでもいいんですが、7割くらいは半拍先行して左手を弾かないとダメ。
ジャズ特有の緊張感とかドライブ感(前にグイグイ進む感じ)が全く出ません。
フレーズによってはイーブンで弾かないとダサい
あとはですね、ジャズってスイングのリズムなんですけど、場合によってはスイングで弾くとダサくなります。
分かりやすいのは「ナウズ・ザ・タイム」。
あのテーマをタッカ、タッカ、弾くと盆踊りになるし、カッコ悪いですよね。
「ビリーズ・バウンス」のテーマも、最後の方のフレーズ「ファ、ミミ、レレ、ド」もそうです。
「ファ、ミッミ、レッレ、ドッ」って弾いたらカッコ悪いです。あ、ソーレ、ソーレと続いてしまいそう(笑)。
なのでフレーズによってはイーブン(跳ねないで普通に弾く)の方がカッコよくなります。
まぁ演奏者によりますけどね。上手い人はスイングでもカッコいいのかも。
ジャズアドリブがカッコ良くならない原因と対処法 さいごに
何とかして「脱・盆踊り」を目指している私。
もしかしたら日本人にはこれで悩んでいる人が多いのかもしれませんね。
少しでも参考になったら幸いです。
まぁとにかく、アフタービートの2、4拍を意識する事が基本中の基本かと思います。
盆踊りとは真逆のリズムですからね。
最後までありがとうござました!