どうも、ほいさです。最近やっと「盆踊りの謎」が解けました。
以前も記事にしましたが、完全ではなかったのでまた記事にします。
私をずっと苦しめてきた「盆踊り」との最終決着です(笑)。
スイングは普通に弾くと盆踊りになることが分かりました。
結論から言いましょう。
スイングのリズム = 「タータ・タータ」をそのまま弾くと、ダサい盆踊りになります。
「スイングは3連符の真ん中を伸ばした音」と理論書などに書いてありますし、みんなそのように理解していると思います。
でも「タータ、タータ、タータ、タータ」、つまり「ドーレ、ミーファ、ソーラ、シード」ってそのまま弾くとダメです。
やっと分かりました。長かった・・・。
耳コピが大事だよっていう意味がやっと分かりましたよ。
耳コピは採譜するのも重要かもしれませんが、それよりも「どんな弾き方をしているか」を学ぶのが重要なんですね。
ネイティブの発音を聴いて英会話を学ぶのと全く同じ。
私はずっと巨匠の演奏を聴いて謎を解こうとしていたんですが、誰も「タータ・タータ」ってそのまま弾いてないんですよね。
ほぼほぼイーブンに近いと思います。
「タータ・タータ」って弾いている人もいるんですが、微妙にニュアンスが違うんですね。
あとシチュエーションで使い分けている人もいました。
じゃあスイングはどうやって弾く?
やはり、プロの演奏を聴いて真似するしかありません。
理論的に詳しく説明している上級者さんもいますが、やはり英会話と同じで聴いて覚えるのが間違いないでしょう。
スイングのリズム(8分音符)って、かなり個性が出るところらしく、人それぞれ弾き方が違うようです。
イーブンでしか弾かない人もいます。
イーブンのレイドバックで弾く人もいます。
スイングとイーブンの中間で弾く人もいます。
なので8分音符が4つ以上続くところは、自分の好きなミュージシャンの演奏を聴いて覚えるのが一番ですね。
参考にはならないでしょうが、あえて言葉で説明すると・・・
「タータ、タータ」ではなく「ッタータ、ッタータ」とか「ッタ タ 、ッタ タ」。
または「タータ、タ タ」ですかね(笑)。
とにかく微妙に違うんですよ。その微差がとんでもない結果になるわけです。
めっちゃかっこいい8分音符か、ダサい盆踊りか、に分かれてしまいます。恐ろしいですねー。
よく分からない場合は、とりあえずイーブンで弾いておいて、少しづつ改善していくのがいいかも。
スイング=「タータ、タータ」の呪縛
いや〜、これに苦しめられている人けっこういるんじゃないでしょうか?
始めっから耳コピやっている人は大丈夫だと思いますが、私のように耳コピは苦手!という人も多いと思いますし。
やはり理屈から入って、ヒアリングをしないのはダメですね。
例えば英語。
「りんご」=「アップル」というのは誰もが納得する答えですし、それが正解だとみんな思っています。
でも英会話だと「アップル」だと不正解。英語圏の人に通じませんよね。
やはり英会話だと「りんご」の発音は「アッポー」ですからね。
私もアメリカに滞在してた時がありますが、「ビートルズ」が全く通じませんでした。
かっこ良さげに「ビーチョーズ」と言ったら通じたんですよね(笑)。
昔、ジャズピアニストの綾戸智恵さんが「英語の歌は聴こえたまんまの言葉で歌ってくださいね〜」と言っていたのを思い出します。
「スイングは跳ねるリズムです!」
「スイングはタータ、タータです!」
これは初心者にとって呪いの言葉なのかもしれませんね。